肝胆膵第76巻第4号

EPA

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  • 佐藤 亘他(秋田大学)
  • 発行日:2018年04月28日
  • 〈要旨〉
    NASH/NAFLDの発症とメタボリックシンドロームとは密に関連性がある.ω3系不飽和脂肪酸であるEPAはPPARαの作用を介してLPL活性を亢進させる,肝臓において脂肪酸合成に大きく関わる転写因子SREBP-1cを抑制し,肝内での中性脂肪合成を低下させ,肝脂肪化の抑制効果が期待され,NAFLDの改善につながるとされる.また,EPAは脂質異常症改善効果や抗炎症作用,心血管保護作用が知られている.EPAは肝細胞特異的PTEN KOマウスをはじめ,種々のNASH/NAFLDモデルマウスへの投与が行われ,肝脂肪化,肝線維化の抑制効果の報告を認める. 現時点ではEPAによるNASH/NAFLDの治療に対するevidenceはないが,NASH/NAFLDの治療には合併する肥満,糖尿病,脂質異常,高血圧といったメタボリック症候群の治療を考慮して行う必要があり,脂質異常症に対する薬剤の併用も考慮すべきである.

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詳細

Efficacy of EPA in NASH/NAFLD
佐藤 亘*1 後藤 隆*1 大嶋 重敏*1 道免 孝洋*1 石井 元*2 飯島 克則*1
*1秋田大学大学院医学系研究科医学専攻腫瘍制御医学系消化器内科学講座消化器内科
*2地方独立行政法人市立秋田総合病院消化器科