肝胆膵第77巻第2号

分子標的薬のバイオマーカー探索

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  • 西尾 和人(近畿大学)
  • 発行日:2018年08月28日
  • 〈要旨〉
    分子標的薬の効果を予測するバイオマーカーの探索は,個別化医療に通じる.マルチキナーゼ阻害剤に対する感受性・耐性に関わるバイオマーカー研究により,効果を予測するバイオマーカーが探索されてきた.特に著効例の探索から得られる情報は多い.肝細胞癌においては,FGF-FGFRシグナル経路の遺伝子変化などがマルチキナーゼ阻害剤の効果予測因子候補である.肝癌に対し新たに用いられる分子標的薬のバイオマーカー探索研究が望まれるが,そのためには臨床検体の収集が重要である.

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Biomarker research for targeted therapy
西尾 和人
近畿大学医学部ゲノム生物学