肝胆膵第77巻第2号

レゴラフェニブ使用の1年を振り返る

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  • 森本 学,他(神奈川県立がんセンター)
  • 発行日:2018年08月28日
  • 〈要旨〉
    肝癌に対する初の分子標的薬ソラフェニブが承認されてから10年あまり経過して,待望の2nd line薬レゴラフェニブが使用可能になった.適正使用のためには,1st line治療として服用したソラフェニブへの忍容性がある病勢進行症例をセレクトすることが大切である.直前のソラフェニブが,28日間のうち20日以上400 mg以上服用できたことを忍容性と定義している.レゴラフェニブもソラフェニブと同様に丁寧な副作用管理を継続することが,安全な長期投与および長期生存には欠かせない.臨床試験のサブ解析では,ソラフェニブからレゴラフェニブへのシーケンシャル治療で,26か月あまりのトータル生存期間を示した.

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Review of regorafenib for HCC patients
森本 学 小林 智 上野 誠
地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター消化器内科