肝胆膵第77巻第2号

Durvalumab(抗PD-L1抗体)+Tremelimumab(抗CTLA-4抗体)の第Ⅰ/Ⅱ相試験結果

電子書籍のみ

  • 森口 理久,他(京都府立医科大学)
  • 発行日:2018年08月28日
  • 〈要旨〉
    近年,癌化学療法の領域において,癌細胞ではなく免疫細胞を標的とした“cancer immunotherapy”が席巻している.肝細胞癌においても,抗PD-1抗体,抗PD-L1抗体,抗CTAL-4抗体の開発治験が急ピッチで進行しており,単独療法としては,抗PD-1抗体であるニボルマブ(一次治療)とペムブロリズマブ(二次治療)の第Ⅲ相試験が進行中で,結果が待たれる.一方,免疫チェックポイント阻害剤と分子標的治療薬,免疫チェックポイント阻害剤同士を組み合わせた併用療法の開発も進んでおり,近い将来,肝細胞癌の全身化学療法が劇的に変化する可能性も出てきている.本稿では,現在進行中の抗PD-L1抗体(durvalumab/MEDI4736)と抗CTLA-4抗体(tremelimumab)の併用療法の第Ⅰ/Ⅱ相試験につき概説する.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Overview of phase I/II study of durvalumab and tremelimumab in patients with hepatocellular carcinoma
森口 理久 高橋 彩 古田 光寛 片岡 星太 奥田 佳一郎 水野 直樹 瀬古 裕也 楳村 敦詩 伊藤 義人
京都府立医科大学消化器内科