レンバチニブによる肝細胞癌治療

レンバチニブの投与期間による副作用プロファイルの分析

電子書籍のみ

  • 奥坂 拓志,他(国立がん研究センター中央病院)
  • 発行日:2019年01月21日
  • 〈要旨〉
    肝細胞癌患者に対するレンバチニブとソラフェニブを比較した国際共同第Ⅲ相試験(REFLECT試験) において,レンバチニブ投与群における薬剤との因果関係が否定できない有害事象(副作用)発現率は93.9 %, Grade 3以上の副作用発現率は56.9 %であった.ほとんどの有害事象は投与開始後3か月以内に発現しているが,下痢,腹水,体重減少などは全期間にわたって発現しており,副作用によって発現時期に特徴が認められている.患者のQOLを維持しながら最大限の有効性を得るためには,副作用発現の特徴を十分に把握し早期に対応することが重要である.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Timing of adverse events in patients with advanced hepatocellular carcinoma treated with lenvatinib
奥坂 拓志*1 森実 千種*1 肱岡 範*1 近藤 俊輔*1 坂本 康成*1 池田 公史*2
*1国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科
*2国立がん研究センター東病院肝胆膵内科