レンバチニブによる肝細胞癌治療

REFLECT試験のデータ -治療成績のupdate・日本人サブグループの治療成績-

電子書籍のみ

  • 山下 竜也,他(金沢大学)
  • 発行日:2019年01月21日
  • 〈要旨〉
    REFLECT試験の日本人サブグループの成績では,全体に比較し,日本人集団では,HCV関連症例が多く,より高齢・低体重で,PS良好例が多く,腫瘍進展ではBCLCステージBがより多く.主要脈管侵襲,肝外病変が少なく,AFP値もやや低かったことから,より進行度の低い症例が多かった.日本人集団の全生存は全体の全生存より長かったが,ハザード比からみたレンバチニブの効果は全体と同様で,無増悪生存期間も全体と同様であった.奏効割合については日本人集団でやや高い傾向があった.副作用は日本人集団で全体より多くみられる傾向があった.このような日本人サブグループの新たな成績をよく理解して,今後も適正にレンバチニブを用いていく必要がある.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Data from REFLECT trial –update of treatments results, a subset analysis of Japanese patients–
山下 竜也 荒井 邦明 寺島 健志 金子 周一
金沢大学附属病院消化器内科