肝細胞癌に対するレゴラフェニブ治療

ソラフェニブ・レゴラフェニブsequential 療法の可能性

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  • 工藤 正俊(近畿大学)
  • 発行日:2017年12月22日
  • 〈要旨〉
    2016年8月,レゴラフェニブがソラフェニブ治療後の病勢進行肝細胞癌に対して有効とのPhase の臨床試験結果が公表された.これまで10年間,すべて失敗に終わってきた肝細胞癌の臨床試験のうちで,唯一成功した二次治療薬がレゴラフェニブである.さらには2017年1月,ソラフェニブ開始からのレゴラフェニブ群の全生存期間が26か月と驚異的に長い成績が報告された.これは世界標準のTACEの治療成績であるブリバニブTACE試験のコントロールアームの26.1か月に匹敵する長さであり,患者背景がTACE群では早期および中等度進行肝癌が80%以上であり,ソラフェニブ・レゴラフェニブsequential療法の対象患者の80%以上が進行肝癌であることを考えあわせると,驚異的な数字である.ソラフェニブ開始症例の3?4割程度の患者しかこのソラフェニブ・レゴラフェニブsequential療法を受けることができないというlimitationはあるものの,少なくともこの集団に対してはきちんとソラフェニブ・レゴラフェニブsequential療法治療を行えば,極めて良好な生命予後が期待できることを示唆しており,実臨床でも是非達成すべき目標と考えられる.

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工藤 正俊
近畿大学医学部消化器内科