肝胆膵第75巻第2号

抗PD-1 抗体ニボルマブの進行肝細胞癌第Ⅲ相試験(1st line)の概要

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  • 鳥村 拓司(久留米大学)
  • 発行日:2017年08月28日
  • 〈要旨〉
    第Ⅰ/Ⅱ相試験の用量漸増パートでの奏効率は15%であり,平均生存期間は15.0か月であった.拡大パートでは奏効率は20%,病勢制御率は64%であった.HBV,HCV(−)でソラフェニブ治療歴(−),HBV,HCV(−)でソラフェニブ治療不応,HBV(+),HCV(+)の4群間で治療成績に差はなかった.第Ⅲ相試験では726例が無作為にニボルマブとソラフェニブに1対1で割り付けられ,本邦ではほぼ症例の登録が終了した段階である.

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Overview of phase III trial with nivolumab for advanced hepatocellular carcinoma
鳥村 拓司
久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門