肝胆膵第75巻第2号

免疫チェックポイント阻害剤の効果予測のバイオマーカーはあるか

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  • 福岡 聖大,他(国立がん研究センター先端医療開発センター)
  • 発行日:2017年08月28日
  • 〈要旨〉
    近年,免疫抑制機構を標的とした癌治療で複数の癌種において著しい臨床効果をもたらした抗PD-1/PD-L1抗体,抗CTLA-4抗体に代表される免疫チェックポイント阻害剤の登場により,癌免疫療法が非常に注目されている.しかし,臨床効果は単剤で10〜40%程度であり,すべての患者に効果を認めるわけではない.自己免疫反応に関連した有害事象や,高価な薬価など問題点もあることから,効果予測につながるバイオマーカーの開発が急務である.本稿ではバイオマーカーの現状,今後の展開に関して概説する.

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Biomarkers to predict response to immune checkpoint inhibitor
福岡 聖大*1 西川 博嘉*2
*1国立研究開発法人国立がん研究センター先端医療開発センター新薬臨床開発分野
*2同 免疫TR分野