臨床精神医学第52巻第5号

エビデンスの診療ガイドラインへの適用方法:EtDフレームワーク

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  • 渡辺 範雄(蘇生会総合病院)
  • 発行日:2023年07月28日
  • 診療ガイドラインは,ある疾患単位やその中のサブグループにあたる患者群に対する診療をするにあたり,最適と考えられる推奨を提供するものである。推奨作成のためには,その領域の既存の研究から得られたエビデンスの質を評価し,それを統合した系統的レビューを必要とする。しかし優れた系統的レビューがあったとしても,推奨として提示するためには,そのガイドラインが利用されるであろう範囲における適用可能性や公平性の担保が必要となる。また限られた医療資源を公平かつ最大限に利用できるように,考慮する必要がある。エビデンスを診療ガイドラインに適用して推奨に落とし込むための方法として世界的に標準となっている,GRADEワーキンググループの開発したEtD(Evidence to Decision)フレームワークについて紹介する。

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Application to clinical evidence to clinical guideline: EtD framework
渡辺 範雄
蘇生会総合病院精神科