臨床精神医学第52巻第5号

書籍・雑誌販売のみ

  • 特集/統合失調症診療のフロントライン Part 2
  • 発行日:2023年05月28日
  • <企画趣旨>
    統合失調症は,今も昔も精神医学の最大の課題である。それだけに,精神医学の全領域にわたり,この疾患の克服を目指した努力が続けられている。現在可能な最善の治療をまとめ,これを普及させる活動,発症予防を目指した取り組み,そして新たな治療法の開発など,さまざまな領域の最前線における統合失調症への取り組みを,各領域の先生方にご寄稿いただき,統合失調症診療の未来を占ってみたい。
    〔前月号(2023年4月号)は本特集のPart 1となります〕

書籍・雑誌のご購入

3,960円(税込)送料無料

決済方法:クレジットカード

カートに入れる

返品について

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

<目次>
画像・生理学的指標による統合失調症診断の可能性 (国立精神・神経医療研究センター) 三浦 健一郎・他
CNV 検査の保険適用が統合失調症の診療に与えるインパクト (名古屋大学) 久島 周
ポリジェニックリスクスコアは統合失調症の臨床に有用か (岐阜大学) 大井 一高
統合失調症のバイオマーカーの可能性 (東京都医学総合研究所)田畑 光一・他
薬理遺伝学検査の現状と課題 (理化学研究所)莚田 泰誠
統合失調症の次世代ドパミン仮説 (東京大学)栁下 祥
統合失調症における自我障害の神経科学的な理解 (慶應義塾大学)大井 博貴・他
統合失調症における認知機能障害の意義と治療の展望 (国立精神・神経医療研究センター) 和田 歩・他
統合失調症におけるシナプス自己抗体の役割 (東京医科歯科大学)塩飽 裕紀
TAAR1 アゴニストの開発の現状 (住友ファーマ株式会社)籔内 一輝・他
グルタミン酸仮説に基づく新規統合失調症治療薬の創製 (大正製薬株式会社)茶木 茂之・他
統合失調症の動物モデルを使った新規診断治療法の開発─MMN,ASSR,fMRIのリバーストランスレーション─ (和歌山県立医科大学)那波 宏之・他
研究報告
障害のある子どもの家族の感情表出を評価する自己記入式質問紙に関する研究─日本語版Family Questionnaire の信頼性と妥当性─ 米倉 裕希子・他