臨床精神医学第49巻第11号

強迫性パーソナリティ障害の診断および他疾患との関連の変遷

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  • 松本 佳大・他(京都府立医科大学)
  • 発行日:2020年11月28日
  • 〈抄録〉
    強迫性パーソナリティ障害(OCPD)はその特徴について古くから報告されている疾患であるが,その診断基準や他疾患との関連性については現在進行形で変化を続けている。ICD-11では強迫症および関連症群(OCRD)に相互参照障害として含められるようになったが,信頼性については今後も検討を要する。また,自閉スペクトラム症(ASD)との関連性についても明確な答えは出ていない。OCPDの治療は認知療法を含む認知行動療法には一定のエビデンスがあるものの,薬物療法には十分なエビデンスは存在しない。以上のようにOCPDについてはいまだ不明確な部分が多いが,有病率は高く,OCPDが併存することによって精神疾患が難治化するため,日常臨床では背景にOCPDの存在を考慮し,存在する場合にはOCPDの認知・行動パターンをふまえたうえでの治療を提供していくことが肝要であると考える。

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詳細

Histor y of diagnosis about obsessive-compulsive personality disorder (OCPD) and relation between OCPD and other psychiatric disorders
松本 佳大*1,2 多賀 千明*3
*1 京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学
*2 医療法人財団北林厚生会五条山病院
*3 三幸会うずまさクリニック