肝胆膵第82巻第2号

自立支援に関する取り組み

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  • 惠谷 ゆり(大阪母子医療センター)
  • 発行日:2021年03月28日
  • 〈要旨〉
    毎年100例前後の児が胆道閉鎖症を発症しているが,肝門部空腸吻合術や肝移植などの治療によって多くの患者が成人年齢に達するようになっており,すでに1,000例以上の成人患者が存在する.胆道閉鎖症は非常に多彩な合併症をきたす疾患であり,肝移植を受けた場合も免疫抑制療法や拒絶反応に関する管理を生涯継続する必要がある.当センターでは患児が成長に応じて自らの疾患を理解し,治療の主体となっていけるように,さまざまなツールも用いながら患児・家族への自立支援を継続し,成人診療科への移行を行っている.小児科・小児外科と消化器内科・消化器外科・移植外科が連携してシームレスな胆道閉鎖症の診療体制を構築することが重要である.

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Clinical support for independence of children with biliary atresia
惠谷 ゆり
大阪母子医療センター