肝胆膵第82巻第2号

肝内胆管癌のStage分類(UICC/AJCC分類と原発性肝癌取扱い規約)

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  • 三竹 泰弘,他(名古屋大学)
  • 発行日:2021年02月28日
  • 〈要旨〉
    肝内胆管癌を診療する際には,癌の程度を何らかの基準で分類したうえで,治療方針を決定したり,予後予測を行う必要がある.一般的には解剖学的な進展範囲を示すTumor-Node-Metastasis( TNM)分類およびそれを組み合わせたStage分類が用いられる.本稿では,国際対がん連合 Union for International Cancer Control(UICC)/米国がん合同委員会 American Joint Committee on Cancer(AJCC)と原発性肝癌取扱い規約のStage分類について解説する.両者は腫瘍径,血管侵襲の有無,腫瘍の個数をT因子の主軸にしている点は共通しているが,肉眼型分類,腫瘍径のカットオフ値,胆管周囲浸潤の扱い,血管侵襲の定義,多発腫瘍の扱い,漿膜浸潤の扱い,領域リンパ節の定義,リンパ節転移の扱いに差異を認める.われわれは両者を正しく理解して使用する必要がある.

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Staging system in intrahepatic cholangiocarcinoma (the UICC/AJCC TNM classification and the general rules for the clinical and pathological study of primary liver cancer)
三竹 泰弘 横山 幸浩 國料 俊男 伊神 剛 水野 隆史 山口 淳平 尾上 俊介 渡辺 伸元 上原 圭 江畑 智希
名古屋大学大学院医学系研究科腫瘍外科学