肝胆膵第80巻第1号

Walled-off necrosisに対するRCT

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  • 三浦 晋,他(東北大学)
  • 発行日:2020年01月28日
  • 〈要旨〉
    重症急性膵炎は,初期治療の重要性と局所合併症に対するインターベンションの進歩により治療成績が大きく向上した.特に,2012年に改訂されたAtlanta分類では,これまで混同されていた疾患概念が整理され,時間経過とともにacute necroticcollection(ANC:急性壊死性貯留),walled-off necrosis(WON:膵被包化壊死)へと変化する壊死性膵炎の局所合併症の理解を容易にし,それぞれの病態に合わせた治療法が選択されるようになった.本稿では,主に重症急性膵炎の発症4週以降に形成されるWONの治療法について実施されたRCTの結果から現状でのgold standardや今後の課題につき概説する.

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Review of randomized control trials for the management of walled-off necrosis in patients with severe acute pancreatitis
三浦 晋 正宗 淳
東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野