肝胆膵第80巻第1号

分子標的治療薬-二次治療-

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  • 池田 公史(国立がん研究センター東病院)
  • 発行日:2020年01月28日
  • 〈要旨〉
    切除不能肝細胞癌に対するソラフェニブの二次治療の患者を対象として,レゴラフェニブ,ラムシルマブとcabozantinib は,それぞれプラセボと比較した第Ⅲ相試験において,有意に良好な生存期間が示され,標準治療として位置づけられている.これら3剤の薬物療法をどのように使い分けるかは,第Ⅲ相試験の適格基準や有害事象プロファイルを考慮し,選択することが必要である.また,レンバチニブやアテゾリズマブ+ベバシズマブ併用療法などのソラフェニブ以外の一次治療の登場により,今後,一次治療ごとに二次治療を考慮することが必要となり,肝細胞癌の薬物療法の選択がさらに複雑になってくることが予測されている.

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Molecular targeted agents: second line treatment
池田 公史
国立研究開発法人国立がん研究センター東病院肝胆膵内科