臨床精神医学第49巻第1号

動機づけ面接法アップデート

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  • 後藤 恵(東京医科歯科大学)
  • 発行日:2020年01月28日
  • 〈抄録〉
    松島教授と後藤が,動機づけ面接法を日本に紹介してから10年以上経過し,日本でも依存症治療の基礎的な技法として認められるようになった。動機づけ面接法は,治療や介入を拒否するアルコール依存症者に適用されると,劇的な変化をもたらす。この面接法では,患者の感情や思考を尊重し,その意見に耳を傾けて,患者の本音を引き出す。本音で語り合うからこそ,患者の頑張りどころとなる目標が引き出される。目標獲得の方法を探る過程で,飲酒が障害物であるかどうかを検証する。飲酒が目標獲得の障害であると理解できれば,患者は自ら断酒を選択する。このような心理的価値の置き換えが,飲酒に固執する患者の心を開く。この構造が作用するには,患者自身が自分に必要なもの見分けて選び取る能力を醸成しなければならない。筆者たちは「動機づけ面接法研究会」を通して,施設職員の技能向上を図り,また関係機関の職員研修によって,年間数百人を超える関係者を教育している。

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Motivational Interviewing in Japan: innovation dissemination
後藤 恵*1,2,3
*1 東京医科歯科大学精神行動医科学分野
*2 東京都立松沢病院
*3 翠会ヘルスケアグループ精神医学研究所