臨床精神医学第49巻第1号

論強迫症に対する曝露反応妨害法のアップデート ─今日からできる臨床応用─

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  • 蟹江 絢子・他(国立精神・神経医療研究センター)
  • 発行日:2020年01月28日
  • 〈抄録〉
    強迫症の治療選択には通常,薬物療法と曝露反応妨害法(Exposure and Response Prevention: ERP)があげられる。ERPは認知行動療法の治療方略の一つであり,あえて恐れていることに「曝露」し,反応としての強迫行為を意図的に「妨害」することでその背後にある不安や不快感に馴化する治療法である。不安や不快感に曝露することで結果的に不快な感情への耐性が上がり,「実際には恐れていることが起きない」ことを学習することで強迫症の症状が改善する。ERPのアップデートとして以下の5つのタイプのERPについて紹介することができる。それらは,1)制止学習理論に基づくERP,2)第三世代のCBTを応用したERP,3)家族を巻き込んだERP,4)薬物療法を併用するERP,5)テクノロジーを応用したERPである。これらのERPはそれぞれに強調点は異なってはいるが,従来型ERPの問題点に対して改善を加えたり,新しいアプローチを加えたERPであり,ある意味で強迫症に対する治療の最適化への試みと考えられる1)。

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Update in the exposure and response prevention of CBT: Clinical practice
蟹江 絢子 堀越 勝
国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター