臨床精神医学第49巻第1号

対人関係療法─ IPT の最新知見から─

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  • 宗 未来(東京歯科大学市川総合病院)
  • 発行日:2020年01月28日
  • 〈抄録〉
    対人関係療法は(IPT),うつ病治療のために開発された,対人関係に介入を焦点化して症状改善を目指す短期精神療法である1)。現在,うつ病に対して,諸外国における治療指針では認知行動療法(CBT)に匹敵するエビデンスを有する精神療法として位置づけられている2~5)。うつ病以外にも,すでにその効果が治療指針でも推奨されている双極性障害(対人関係・社会リズム療法)や摂食障害に加え,近年は不安症やPTSDに対する有効性も示されてきており,2002年にはISIPT(国際IPT学会)が設立されるなど本家の米国以外での広がりも認められてきている6)。一方で,わが国での普及は十分とはいえない。筆者は,ピッツバーグ大学医学部よりIPT(IPSRT)の公式スーパービジョンを受け続けている中で,治療マニュアルでは伝わりきらない実践的な臨床要素も少なくないと感じている。本稿では,それらの経験も踏まえてIPTの枠組みについて摘要し,気分障害とそれ以外の精神疾患に対する適応の広がりについて既知のエビデンスに最新知見を交えた概括ののち,若干の考察を加える。

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An update on interpersonal psychotherapy
宗 未来
東京歯科大学 市川総合病院精神科