肝胆膵第82巻第1号

なぜ,軽症例にも抗菌薬が使用されるのか-予防的抗菌薬は必要か-

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  • 平下 禎二郎,他(大分大学)
  • 発行日:2021年01月28日
  • 〈要旨〉
    急性膵炎における感染性膵合併症は予後を悪化させるため,予防的抗菌薬が投与されることが多い.世界的に抗菌薬のoveruseが問題となっており,軽症の急性膵炎に対する安易な抗菌薬投与は多剤耐性菌や有害事象の観点から控えるべきである.しかし,重症化した際の感染合併は重篤となり得るため,感染予防は重要である.発症早期には膵局所感染の細菌培養などの確定診断は困難であり,経時的に重症度判定と膵外感染症の確認を行い,適切な抗菌薬使用を行う必要がある.

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Prophylactic use of antibiotics in acute pancreatitis
平下 禎二郎 岩下 幸雄 猪股 雅史
大分大学消化器・小児外科