肝胆膵第82巻第1号

書籍・雑誌販売のみ

  • 特集/急性膵炎診療 up-to-date
  • 発行日:2021年01月28日
  • <企画趣旨>
    急性膵炎は肝胆膵領域の代表的な救急疾患であり,特にその重症例においては診療科や職種の垣根を超えた集学的な治療が必要となる.厚労省の指定難病であった重症急性膵炎も,直近の全国調査によるとその致命率は6.1%と大幅に改善している.全身管理を含めた早期治療やwalled-off necrosisに対する内視鏡治療の進歩が貢献していると推測される一方,さらなる致命率改善のために残された課題も少なくない.本企画ではわが国における急性膵炎診療の現状と課題について,最新の知見も交えてエキスパートの先生方にご解説いただきたい.

書籍・雑誌のご購入

3,850円(税込)送料無料

決済方法:クレジットカード

カートに入れる

返品について

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

〈目次〉
〔巻頭言〕急性膵炎診療の過去・現在・未来 近畿大学 竹山 宜典
座談会
今日の急性膵炎診療 (司会)正宗 淳(東北大学)/多田 稔(千葉医療センター)/北村 勝哉(東京医科大学八王子医療センター)/岩崎 栄典(慶應義塾大学)
病態解明
急性膵炎発症機序 兵庫医科大学 大村谷 昌樹,他
疫学,実態
急性膵炎の疫学 東北大学 菊田 和宏,他
小児の急性膵炎の実態-成人例とは異なる特徴は- 順天堂大学 鈴木 光幸,他
診 断
日本の厚生労働省重症度判定基準の課題 関西医科大学 池浦 司,他
尿中トリプシノーゲン2による急性膵炎診断-多施設共同臨床研究をふまえて- 京都府立医科大学 保田 宏明,他
急性膵炎診療における造影CTの意義 札幌医科大学 辻 喜久
治 療
なぜ,軽症例にも抗菌薬が使用されるのか-予防的抗菌薬は必要か- 大分大学 平下 禎二郎,他
早期経腸栄養はなぜ普及しないのか 産業医科大学 真弓 俊彦,他
動注療法の現状と展望-RCTの結果をふまえて- 東北医科薬科大学 廣田 衛久
高グリセリド血症(HTG)に伴う急性膵炎(HTG-AP)に血漿交換療法(TPE)は必要か 君津中央病院 北村 伸哉,他
ERCP後膵炎は予防可能か-予防に有効な内視鏡手技や薬剤など- 岡山大学 友田 健,他
WONの治療はいつ行うべきか-4週まで待つべきか- 富山大学 橋 孝輔,他
WONに対する最新の内科的インターベンション治療 東京医科大学 向井 俊太郎,他
急性膵炎に対する外科治療の適応-VARD(video-assisted retroperitoneal debridement)の適応も含めて- 三重大学 飯澤 祐介,他
急性膵炎診療における地域連携モデルの構築 近畿大学 大本 俊介,他
予 後
どのような急性膵炎が再発や慢性膵炎に移行するのか 倉敷中央病院 上野 真行,他
急性膵炎後に膵機能は戻るか 北九州市立八幡病院  岡本 好司,他
特別座談会
ゲノム編集の潮流と課題?2020年ノーベル化学賞を記念して (司会)田中 真二(東京医科歯科大学)/山本 卓(広島大学)/相田 知海(Massachusetts Institute of Technology Broad Institute of MIT and Harvar)/大森 司(自治医科大学)/福原 崇介(北海道大学)