肝胆膵第81巻第5号

REACH/REACH-2試験のサブ解析

電子書籍のみ

  • 小林 智(神奈川県立がんセンター)
  • 発行日:2020年11月28日
  • 〈要旨〉
    前治療としてソラフェニブに不応または不耐の進行肝細胞癌患者を対象としたラムシルマブとプラセボのランダム化比較第Ⅲ相試験(REACH試験/REACH-2試験)のうち,血清AFP値 400 ng/mL以上の患者を適格としたREACH-2試験において,ラムシルマブによる生存期間の延長が示された.この2試験の副次解析として,①ラムシルマブは日本人集団,ソラフェニブ不耐例,75歳以上の高齢者においても有効性と安全性が認められる,②肝予備能への影響はプラセボと同程度である,③ラムシルマブ開始後の新規肝外転移出現は予後不良因子であることが示唆された.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Exploratory analyses of the two randomized studies comparing ramucirumab to placebo in patients with advanced hepatocellular carcinoma following sorafenib treatment
小林 智
地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター消化器内科