肝胆膵第81巻第5号

ソラフェニブのreal-world での使用経験-12年の振り返り-

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  • 小笠原 定久,他(千葉大学)
  • 発行日:2020年11月28日
  • 〈要旨〉
    ソラフェニブは,2007年にその有効性が第Ⅲ相試験の結果で報告されてから,2019年アテゾリズマブとベバシズマブの併用療法がソラフェニブを対照として全生存期間を有意に延長することを示すまで12年間にわたり進行肝細胞癌の一次治療の標準治療に位置づけられた薬剤である.ソラフェニブが唯一の承認された薬剤であった期間も長く,さまざまな角度からリアルワールドデータの解析が行われた.今後,「複合免疫療法時代」を迎えるが,ソラフェニブを含む分子標的治療薬は二次治療以降において,引き続き重要な役割があると考えられる.本稿において,「ソラフェニブ時代」のリアルワールドデータの知見および臨床実感から得られた感覚に基づくデータ解析の視点を振り返る.

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詳細

Experiences of sorafenib in real world practice in patients with advanced hepatocellular carcinoma
小笠原 定久*1,2 大岡 美彦*1 小林 和史*1,2 叶川 直哉*1 近藤 孝行*1 鈴木 英一郎*1 千葉 哲博*1 新井 誠人*1,3 加藤 順*1 加藤 直也*1
*1千葉大学大学院医学研究院消化器内科学
*2千葉大学医学部附属病院臨床研究開発推進センター
*3千葉大学医学部附属病院腫瘍内科