肝胆膵第81巻第5号

レゴラフェニブのreal-world data-REFINE試験の中間解析-

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  • 黒崎 雅之(武蔵野赤十字病院)
  • 発行日:2020年11月28日
  • 〈要旨〉
    REFINE試験は,市販後にレゴラフェニブが投与されたreal-worldの症例を対象とする前向き観察研究である.第Ⅲ相臨床試験RESORCEの基準外の症例がレゴラフェニブで治療されており,約40%の症例で標準投与量よりも少ない量で治療が開始され,54%で治療中に用量が調整されていた.有害事象は投与開始後2か月以内に発現するものが多く,Grade 3以上の治療関連有害事象の発現頻度はreal-worldの方が少なかった.全生存期間の中央値はRESORCE試験と比較して長かったが,観察期間が短いために,有効性についてはさらに長期の観察で検証する必要がある.

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詳細

The real world data of regorafenib therapy–interim analysis of REFINE study–
黒崎 雅之
武蔵野赤十字病院消化器科