肝胆膵第81巻第5号

ソラフェニブの有害事象と予後

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  • 小宮山 哲史,他(横浜市立大学附属市民総合医療センター)
  • 発行日:2020年11月28日
  • 〈要旨〉
    分子標的治療薬であるソラフェニブはマルチチロシンキナーゼ阻害剤であり,その有害事象は多彩で,大規模臨床試験において全有害事象を合わせた頻度は80~90%,CTCAE v3.0におけるGrade 3以上の全有害事象の頻度は40%とも報告されている.手足症候群,高血圧,下痢は頻度の高い特徴的なソラフェニブの有害事象であり,そのマネジメントに関して多数の報告がなされるとともに,これらの有害事象の出現と予後との関連を示唆する報告も多く,患者にとっても治療モチベーションの維持に貢献する.本稿では,上記三つの有害事象を中心にソラフェニブの有害事象について,発症機序や予後との関連をまとめて概説する.

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詳細

Correlation of adverse events and survival time, and dose adjustment according to adverse events in advanced hepatocellular carcinoma patients treated with sorafenib
小宮山 哲史*1,2 沼田 和司*2 中馬 誠*2 前田 愼*3
*1横浜市立大学附属市民総合医療センター化学療法部
*2同 消化器病センター内科
*3横浜市立大学附属病院消化器内科