肝胆膵第77巻第3号

生体防御機構Keap1-Nrf2システムの視点から

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  • 田口 恵子(東北大学)
  • 発行日:2018年09月28日
  • 〈要旨〉
    Keap1-Nrf2システムは,環境化学物質や酸化ストレスに対する生体防御機構として見いだされ,その後,生体において多様な役割を果たしていることがわかってきた.そのなかでも,癌において異常に活性化したNrf2は,正常細胞では善玉の生体防御機構を癌細胞が悪用した例であり,Nrf2の新たな一面が紐解かれた.この発見から,これまで知られていたNrf2誘導剤による生防御機能の促進に加えて,Nrf2阻害剤による抗癌作用が期待され,Nrf2の活性状態の制御は新たな標的として着目されている.ヒトのNrf2遺伝子発現量には個人差があることがわかっており,これからの個別化医療に向けた分子としても大変興味深く,今後の研究が期待される.

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Cytoprotective Keap1-Nrf2 system in cancers
田口 恵子
東北大学大学院医学系研究科医化学分野