臨床精神医学第47巻第4号

CK(CPK)の異常

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  • 小川 景太郎(浅香山病院)
  • 発行日:2018年04月28日
  • 〈抄録〉
    クレアチンキナーゼ(CK)もしくはクレアチンホスホキナーゼ(CPK)は,ATPまたはADPを補酵素とし,クレアチン+ATP⇔クレアチンリン酸+ADPの反応を触媒し高エネルギーリン酸化合物の貯蔵またはATPの再生産に関係する酵素で骨格筋,心筋,脳,平滑筋などに多く存在している。血液検査におけるCKの上昇は,CKが存在している臓器に何らかの障害が発生したことを意味し,その原因となる疾患は重篤なものが多く,迅速かつ的確な対応が求められる。CKが上昇する疾患のなかで日常診療において頻度の多さから遭遇し易く,重症度の高さゆえに決して無視してはならない病態もしくは疾患である心疾患(急性心筋梗塞,心筋炎),腸管壊死,悪性症候群,横紋筋融解症,甲状腺機能低下症について紹介する。

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Abnormal CK(CPK)levels
小川 景太郎
公益財団法人浅香山病院内科