臨床精神医学第51巻第5号

自己免疫性脳炎における最近の動向  ~脳神経内科と精神科の連携をふまえて~

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  • 原 誠・他(日本大学)
  • 発行日:2022年05月28日
  • 〈抄録〉
    自己免疫性脳炎(AE)では中核症状,さらに一部では初発症状として多様な精神症状を呈するため,早期診断・治療につなげるために脳神経内科医と精神科医の連携が重要である。近年,NMDA受容体を含む神経細胞表面の受容体や膜蛋白を標的とする抗体(神経細胞表面抗体 neuronal surface antibody:NSA)群の関与するAEが相次いで報告され,疾患概念や診断・治療におけるパラダイムシフトを迎えている。本稿では両診療科で共有しておくべきAE診療における最近の知見とNMDAR脳炎を含む代表的なNSA関連AEの診療における最近の動向について概説する。

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Autoimmune encephalitis update: the bridge between neurology and psychiatry
原 誠 中嶋 秀人
日本大学医学部内科学系神経内科学分野