臨床精神医学第50巻第11号

てんかん患者の人生全体を視野に入れた治療と支援

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  • 曽根 大地(東京慈恵会医科大学)
  • 発行日:2021年11月28日
  • 〈抄録〉
    てんかんの診療は包括医療である。小児と高齢者に二相性のピークをもち,全年齢にわたって発症する慢性疾患であり,多くの例で中長期的な抗てんかん薬の内服が必要となる。したがって,幅広い年齢層と多様なライフイベントを意識した治療と支援を行うことが求められる。各年代で発症しやすいてんかん症候群の症状や脳波所見,臨床経過を把握し,成人後は妊娠・出産への影響や,就労・運転免許等に関しても知っておく必要がある。本稿では,幅広いライフステージに応じたてんかん診療に求められる知識を整理するため,乳幼児期・学童期,思春期・青年期,中年期・高齢期の三つの年代に分け,おのおのの年代別のてんかん臨床像と考慮すべき点について述べる。

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Treatment and support for the whole life of patients with epilepsy
曽根 大地*1, 2
*1東京慈恵会医科大学精神医学講座
*2 University College London神経学研究所