肝胆膵第84巻第3号

経腸栄養の現状と課題-普及のハードルなどを交えて-

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  • 土谷 飛鳥(東海大学)
  • 発行日:2022年03月28日
  • 〈要旨〉
    急性膵炎の栄養管理方法は,この12年間でパラダイムシフトを迎えた.発症から長い絶食期間が推奨されていたが,近年,世界のガイドラインは早期経口摂取(経腸栄養)開始を推奨するようになった.早期に腸管を使用することが急性膵炎の予後改善に貢献するというエビデンスが蓄積されてきたためである.本稿では,栄養に関する世界と日本のガイドラインの推奨内容を紹介するとともに,そのガイドライン遵守に関する世界の現状と日本の現状(疫学調査)を取り上げ,ガイドラインが遵守されない理由(経腸栄養が進まない理由)および安心して経口摂取(経腸栄養)を開始する指標に関して複数の文献から考察する.

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Current status and challenges of enteral nutrition –including barriers to its widespread use–
土谷 飛鳥
東海大学医学部医学科総合診療学系救命救急医学