臨床精神医学第49巻第5号

糖尿病と認知症予防

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  • 櫻井 孝(国立長寿医療研究センター)
  • 発行日:2020年05月28日
  • 〈抄録〉
    認知症の発症には遺伝素因のほか,生活習慣病やライフスタイルが関与する。中でも糖尿病のインパクトは大きい。“認知症のリスク低減”という考え方に基づき,高齢者糖尿病をどのように管理すると認知症が抑制できるかを明らかにすることは喫緊の課題である。2型糖尿病では,罹病期間,高血糖,低血糖,高インスリン血症,細小血管障害,身体機能低下などが認知症のリスクと指摘される。わが国では「高齢者糖尿病診療ガイドライン2017」が発表され,高齢者糖尿病の血糖管理目標に一定の目途が示された。適正な血糖コントロールに加え,運動療法や食事療法を含む包括的な治療を行うことが認知症の抑制に重要と思われる。本稿では,認知症リスクである高齢者糖尿病に対する対策の現状を示すとともに,血糖変動,運動療法,食事療法の視点から,高齢者糖尿病における認知症予防の最新の知見をまとめる。

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Prevention of cognitive decline in older people with diabetes
櫻井 孝
国立研究開発法人国立長寿医療研究センターもの忘れセンター