臨床精神医学第49巻第5号

教育と認知症予防

電子書籍のみ

  • 喜多村 祐里(大阪市こころの健康センター)
  • 発行日:2020年05月28日
  • 〈抄録〉
    認知症対策における国内外の動向を調べ,そこから明らかにされた教育の重要性について概説を試みた。認知症による疾病負担は予想をはるかに超える勢いで先進諸国のみならず発展途上国においても増大し続けている。加齢とともに自然に進行する認知機能低下に加え,アルツハイマー病などに代表される認知症は,もはや治療による改善は見込まれない。このため認知症の集団予防におけるストラテジーは,認知症の発症を遅らせることを主眼としており,その論拠として修正可能なリスク因子の分析とそれらの集団寄与危険割合の推計が行われた。教育が認知症の発症を遅らせるメカニズムをよく説明するものに「認知予備力」がある。認知症予防にもつながる「認知予備力」の発達や形成を促す手段は何か?脳の発達と臨界期の影響も考慮に入れながら,認知予備力を十分に活用するための教育について考察した。

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Education and dementia prevention
喜多村 祐里*1,2
*1 大阪市こころの健康センター
*2 大阪大学医学系研究科社会医学