臨床精神医学第49巻第4号

気分障害の脳画像解析─双極性障害を中心に─

電子書籍のみ

  • 佐野 康徳(慶應義塾大学)
  • 発行日:2020年04月28日
  • 〈抄録〉
    双極性障害におけるPET(Positron Emission Tomography)研究はこれまでモノアミン系を中心に行われてきた。PETは神経伝達受容体やトランスポーターの異常をin vivoで捉えられる有力な方法ではあるが,投薬の問題や,病相による変化の解釈が困難なこともあり,双極性障害においては先行研究が少ないのが現状である。本稿ではこれまでの双極性障害のドーパミンイメージング研究を概説するとともに,筆者らが取り組んでいる,双極性障害におけるホスホジエステラーゼ10A(PDE10A)のイメージング,高齢発症の双極性障害におけるタウイメージングについても述べる。

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

PET imaging in bipolar disorder
佐野 康徳*1,2
*1 慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室
*2 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所脳機能イメージング研究部脳疾患トランスレーショナル研究チーム