肝胆膵第78巻第3号

代謝性疾患による肝性脳症とその治療−尿素サイクル異常症を中心として−

電子書籍のみ

  • 乾 あやの(済生会横浜市東部病院)
  • 発行日:2019年03月28日
  • 〈要旨〉
    代謝性脳症(metabolic encephalopathy)は尿素サイクル異常症,有機酸代謝異常,ミトコンドリア異常症などでみられる.いずれも高アンモニア血症がみられ,臨床症状としては傾眠傾向から昏睡,頑固な嘔吐などがみられる.尿素サイクル異常症のなかではオルニチントランスカルバミラーゼ欠損症(OTCD),有機酸代謝異常症のなかではメープルシロップ尿症(MSUD)が重要である.いずれも早期に診断して食事療法などが重要であり,改善しない場合は血液浄化療法を行う.それでもコントロールできない場合は肝移植も行われる.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

How to manage hepatic metabolic encephalopathy?
乾 あやの
社会福祉法人恩賜財団済生会横浜市東部病院小児肝臓消化器科