肝胆膵第78巻第3号

肝性脳症診断のup to date

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  • 岩佐 元雄(三重大学)
  • 発行日:2019年03月28日
  • 〈要旨〉
    肝性脳症は重篤な肝障害や門脈大循環短絡路に起因した精神神経症状で,臨床的に症状がある顕性脳症から定量的精神神経機能検査ではじめてわかるミニマル肝性脳症まで幅が広い.軽微な脳症の診断には定量的精神神経機能検査が必要であり,従来のneuro-psychological tests(NP-テスト)に加え, 最近, 欧米よりanimal naming test,Stroop testが提唱された.脳画像では,磁気共鳴画像MRIのT1強調画像で淡蒼球の高信号がよく観察される.より詳細には,磁気共鳴分光法(MRS),MRI拡散強調法,MRI voxel-based morphometry(VBM)法などによる病態解析が報告されている.

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Update on the diagnosis of hepatic encephalopathy -ammonia toxicity, MRI and neuropsychological test-
岩佐 元雄
三重大学大学院医学系研究科消化器内科学