肝胆膵第78巻第2号

腸内細菌叢からみた発症機序

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  • 渡邉 智裕,他(近畿大学)
  • 発行日:2019年02月28日
  • 〈要旨〉
    自己免疫性膵炎の発症には,Toll-like receptor(TLR)およびNucleotide-bindingoligomerization domain-like receptor(NLR)に代表されるパターン認識受容体の活性化が重要な役割を果たすことが明らかになりつつある.自己免疫性膵炎患者の末梢血単球や好塩基球はTLR・NLR ligandsに反応し,B cell-activating factor の産生を通して,IgG4抗体の産生に関わる.また,形質細胞様樹状細胞の産生するIFN-αとIL-33が自己免疫性膵炎の発症に病的な役割を果たす.自己免疫性膵炎の発症に関わる自然免疫反応の誘導には腸内細菌が関わる可能性が考えられている.

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Dysbiosis and autoimmune pancreatitis
渡邉 智裕 鎌田 研 吉川 智恵 三長 孝輔 工藤 正俊
近畿大学医学部消化器内科