肝胆膵第78巻第2号

自己免疫性膵炎の疫学−全国調査の歴史を振り返りながら−

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  • 正宗 淳,他(東北大学)
  • 発行日:2019年02月28日
  • 〈要旨〉
    わが国では厚生労働省難治性膵疾患に関する調査研究班が主体となり,自己免疫性膵炎の全国調査がそれぞれ2002 年,2007年,2011年受療患者を対象とし過去3 回行われ,疾患概念の普及を反映した患者数増加を明らかにしてきた.さらに現在,日本膵臓学会と厚生労働省 IgG4関連疾患の診断基準ならびに治療指針の確立を目指す研究班が合同で,2016年受療患者を対象とした全国調査が進行中である.2016年の自己免疫性膵炎年間受療患者数は13,440人(うち新規 3,980人)と推計され,前回2011年調査と比べて約2.3倍に増加していた.AIP診療の重要性がさらに増していることが明らかとなった.

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Epidemiology of autoimmune pancreatitis in Japan
正宗 淳 菊田 和宏 濱田 晋 菅野 敦 鍋島 立秀
東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野