臨床精神医学第45巻第7号

精神科薬物療法と患者の自己受容・自己肯定感

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  • 澤田 法英(大泉病院)
  • 発行日:2016年07月28日
  • 〈抄録〉
    薬物療法を行う際には,薬に不安を抱く患者の心理に配慮を行いながら治療方針を丁寧に説明し,薬物治療の提案を行う。薬物治療をめぐる治療者−患者関係には,Winnicott,Adlerといった古典的心理学の理解もときに有用である。患者心理の基底には,病気の発症による自己肯定感の傷つきがあり,こうした傷つきに共感しながら,Adlerの述べる「不完全である勇気」をもてるよう,支持的に精神療法を進めていく。患者の自己受容・自己肯定感に配慮した治療を行うためには,治療導入において患者の疾病受容の程度を確認し,患者からの治療への意思確認を十分に行った後に実施することが必須であり,意思決定共有モデル(Shared Decision Making)のアプローチで治療について相談することが好ましい。本稿では,薬物療法について患者と相談する際の,治療者−患者関係の望ましいあり方について論述する。

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Psycho-pharmacotherapy for self-acceptance and self-efficacy of the patients
澤田 法英
医療法人財団厚生協会大泉病院精神科