臨床精神医学第45巻第7号
家族・夫婦関係における受容と肯定感の臨床
電子書籍のみ

- 中村 伸一(中村心理療法研究室)
- 発行日:2016年07月28日
- 〈抄録〉
家族療法や夫婦療法の重要な要素は,関係性を扱うことである。これは必ずしも家族員個々の内面の内省やそこでの変化を促そうとするものではない。自己受容ではなく,「関係性の受容(relational acceptance)」と呼びうる現象を目指して治療者は介入する。そのようにして,現在の家族・夫婦関係における「許し(forgiveness)」を生じさせ,新しい安定した関係性を創造することができる。その結果,家族リジリアンス(family resilience)を強めることができる。こうした家族介入を多世代家族療法(transgenerational family therapy)のケースを例示して理解を促した。
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Relational acceptance in family /marital context
中村 伸一
中村心理療法研究室