臨床精神医学第52巻第4号

統合失調症治療ガイドライン2022

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  • 福井 直樹・他(新潟大学)
  • 発行日:2023年04月28日
  • 〈抄録〉
    医療の現場では,患者,家族,医療者が良好な関係性を構築し,双方向のコミュニケーションで治療の有効性と副作用について相談し,共同して治療を決定する共同意思決定(shared decision making:SDM)の重要性が認識されている。そのSDMには治療ガイドラインが使用されることが多い。2015 年,日本神経精神薬理学会による最初の「統合失調症薬物治療ガイドライン」がホームページに公開され,2018年より日本神経精神薬理学会と日本臨床精神神経薬理学会が合同でガイドラインの改訂作業を開始し,統合失調症治療ガイドライン2022 が公表された。この改訂作業では,精神科医だけでなく,当事者,家族,支援者の立場からの臨床疑問【クリニカル・クエスチョン(clinical question:CQ)】やアウトカムが追加され,CQごとに系統的レビューが行われ,エビデンス総体の評価が行われた。また,薬物治療に加えて心理社会的療法や医療福祉との協働なども治療計画策定として明記されている。

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詳細

Guidelines 2022 for the treatment of schizophrenia
福井 直樹*1,2 染矢 俊幸*1,2,3
*1新潟大学医学部医学科医学教育センター
*2新潟大学医歯学総合病院精神科
*3新潟大学大学院医歯学総合研究科精神医学分野