臨床精神医学第52巻第3号

児童思春期の神経性やせ症のためのFamily Based Treatment(FBT)

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  • 荻原 かおり(東京インターナショナルサイコセラピー)
  • 発行日:2023年03月28日
  • 〈抄録〉
    かつて,摂食障害の治療においては,家族の関与は望ましくないとされていた時代があった。しかしながら,現在では,どのようなタイプの摂食障害についても,家族は患者の回復のための最も重要な資源として位置づけられている。特に,児童思春期の神経性やせ症については,親が持つ子育ての知識やスキルを最大限活用して子どもを病気から救い出すことを目指す,家族療法の新しいモデルが1970 ~ 80年代から注目されるようになり,その効果が検討されてきた。本稿では,そのモデルをベースにマニュアル化され,現時点で児童思春期の神経性やせ症に対して最も有効性が確認された治療法として国際的に知られるFamily-Based Treatment(FBT)について概説する。

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Family based treatment (FBT) for adolescent anorexia nervosa
荻原 かおり
東京インターナショナルサイコセラピー・二子玉川オフィス