臨床精神医学第52巻第3号

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  • 特集/摂食障害 up to date
  • 発行日:2023年03月28日
  • <企画趣旨>
    近年患者数の増加が報告されている摂食障害は,致死率が高い難治の精神疾患である。コロナ禍で医療機関を受診する患者数の増加,若年化が報告されている。早期介入,入院・外来リカバリーに向けて,治療,社会復帰などさまざまなステージでの多職種チーム医療,包括的な生物心理社会的アプローチが要となる。摂食障害のup to dateを特集する。

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詳細

<目次>
摂食障害の疫学 (国際医療福祉大学)安藤 哲也
摂食障害のCBT-E (九州大学)髙倉 修
モーズレイ神経性やせ症治療(MANTRA)の概説 (京都府立こども発達支援センター)水原 祐起
児童思春期の神経性やせ症のためのFamily Based Treatment(FBT) (東京インターナショナルサイコセラピー)荻原 かおり
摂食障害と不安 (兵庫医科大学)山田 恒
児童青年期における神経発達症と摂食障害 (福井大学)鈴木 太
児童思春期の摂食障害に対する認知機能改善療法(CRT) (信州大学)公家 里依
回避・制限性食物摂取症Update (獨協医科大学埼玉医療センター)井上 建
摂食障害の薬物治療 (兵庫医科大学)本山 美久仁・他
神経性やせ症に対する栄養療法 (東京大学)山崎 允宏
アプリを用いた摂食障害支援 (大阪公立大学)山内 常生
摂食障害のソーシャルサポート (特定非営利活動法人のびの会)武田 綾
神経性やせ症の脳画像研究─低体重,食行動異常,やせ願望に関する研究動向─ (京都大学)野田 智美
摂食障害のゲノム研究 (名古屋大学)久島 周・他
シリーズ/精神科医に知ってもらいたい医学生物学の先端技術
微小顕微鏡を用いた自由行動下の動物からの神経活動イメージング 引間 卓弥・他