臨床精神医学第51巻第12号

私の通院精神療法

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  • 牛島 定信(市ヶ谷ひもろぎクリニック)
  • 発行日:2022年12月28日
  • 〈抄録〉
    21世紀になってから精神医学的病態が不鮮明化し,DSMシステムで一つの診断に収まらないケースが増えた。これら背景には,人格的未熟さの問題(社会的不器用など)があり,その背後で時代とともに家族構造の変化,それに伴う青年期発達の様相の変化のあることを指摘した。そこで,治療的対応に当たっては基底の性格,ことにスキゾイド性格,神経質性格に注目し,その精神力動に沿った支援をする必要性を論じた。治療場面では人間的未熟さ,成熟したい願望のあることを自覚させ,社会生活のいろいろな場面での体験を自らの成長につなげるべく支援し,時にはデイケアや森田療法などの小集団体験を勧めることのあることを述べた。

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My outpatient psychotherapy
牛島 定信
市ヶ谷ひもろぎクリニック