臨床精神医学第49巻第6号

強迫性障害に対する深部脳刺激

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  • 山末 英典・他(浜松医科大学)
  • 発行日:2020年06月28日
  • 〈抄録〉
    脳深部刺激術は,パーキンソン病,本態性振戦,ジストニアなどの神経疾患へは,すでに日常臨床レベルで応用されている。また,欧米からは,強迫性障害やうつ病などの精神疾患への応用も,多くの症例報告から多施設の無作為割付対照試験まで,繰り返し報告され,2009年にEUや米国FDAに治療抵抗性強迫性障害に対する脳深部刺激術が限定的に承認され,2015年の時点で有効性や安全性のメタ解析も示されている。一方,治療抵抗性強迫性障害の当事者や家族からのさらなる治療法についての要請は切実であるが,わが国における実施例はない。正確かつ客理解に基づく十分な議論のうえで,強迫性障害を含めた精神疾患への脳深部刺激術の適応の是非が検討されるべきだが,現在の本邦では理解についても科学的検討についても不足しているのが実情と思われ,本稿が本邦の精神医療関係者が脳深部刺激術についての理解を得る一助となることを願っている。

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Deep brain stimulation for obsessive compulsive disorder
山末 英典*1 杉山 憲嗣*2
*1 浜松医科大学精神医学講座
*2 豊田えいせい病院脳神経外科