臨床精神医学第49巻第6号

電気けいれん療法の最近の進歩

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  • 竹林 実(熊本大学)
  • 発行日:2020年06月28日
  • 〈抄録〉
    電気けいれん療法(ECT)は,約80年の歴史があり,いまだ切り札的な役割を担う重要な身体療法である。一時は反精神医学の標的とされ,非公式の使用を余儀なくされた。認知機能障害や安全性の克服のために,修正型ECT,短パルス波治療器,右片側超短パルス波ECTなどが開発されてきた。また,技法が標準化され,刺激電極の位置・刺激用量や波形・脳波評価・けいれん閾値コントロール・麻酔など工夫されたさまざまな臨床的知見が蓄積されている。気分障害が主体であったが,治療抵抗性あるいはクロザピン抵抗性の統合失調症にも適応が見直されている。また,脳機能画像などの研究が進み,ECTの科学的根拠も徐々に明らかになってきた。いくつかの次世代ECTも開発されてきており,ECTを超える新しいニューロモデュレーション治療のブレークスルーが待たれる。

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Recent advances in electroconvulsive therapy (ECT)
竹林 実
熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学講座