肝胆膵第79巻第4号

肝移植後グラフト機能不全に対するmanagement

電子書籍のみ

  • 三田 篤義,他(信州大学)
  • 発行日:2019年10月28日
  • 〈要旨〉
    肝移植後グラフト機能不全は重篤な合併症で,グラフトの機能障害により死亡,または再移植に至る状態と定義される.診断基準は存在しないが,Child-PughスコアやMayo model for end–stage liver disease(MELD)スコアは参考になる.原因は急性拒絶反応,血管合併症,胆道合併症,肝炎,原疾患の再発などに加えて,グラフト自体に原因が存在するものがある.肝移植後早期に発症するものと,長期経過のなかで発症するものとではその成因が異なる.グラフト機能不全は再移植以外では根治を得ることが難しく,生体ないし脳死肝移植の準備を進めながら非代償性肝不全に対するのと同様な治療を行う.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Management for the graft dysfunction after liver transplantation
三田 篤義 吉澤 一貴 福島 健太郎 野竹 剛 増田 雄一 本山 博章 清水 明 大野 康成 小林 聡 副島 雄二
信州大学医学部外科学教室消化器・移植・小児外科学分野