肝胆膵第79巻第3号

アベルマブとアキシチニブの併用療法phaseⅠb 試験の結果と解釈

電子書籍のみ

  • 黒崎 雅之,他(武蔵野赤十字病院)
  • 発行日:2019年09月28日
  • 〈要旨〉
    日本人の進行肝癌を対象として,アベルマブ(抗PD-L1モノクローナル抗体)とアキシチニブ(VEGFR阻害剤)併用療法のphaseⅠb試験(VEGF Liver100)が行われた.治療期間の中央値は,アベルマブ20.0週,アキシチニブ19.9 週,データカットオフ時点で31.8%は治療継続中であった.主要評価項目である安全性に関しては,治療関連有害事象は各薬剤の単独療法から想定される範囲内であった.mRECISTによるobjective response は31.8%,disease control rate は68.2%,duration of response中央値は5.6か月, progression-free survival中央値は3.8か月,overall survival中央値は12.7 か月であった.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Combination of avelumab plus axitinib as a first-line systemic therapy for advanced hepatocellular carcinoma
黒崎 雅之 泉 並木
武蔵野赤十字病院消化器科