臨床精神医学第51巻第4号

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  • 特集/ICD-11が精神科臨床に与えるインパクト
  • 発行日:2022年04月28日
  • <企画趣旨>
    世界保健機関(WHO)が,国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)を2018年6月に公表した。ICD-10改訂(1990年)以来,約30年ぶりの大きな改訂となる。本邦でも,それに合わせて日本精神神経学会のICD-11委員会にて,議論が重ねられ,日本語版が完成された。病名変更,その理由,疾患分類の変更など,担当された日本精神神経学会のICD-11委員会の委員の先生方を中心に,ICD-10からの変更点やDSM-5との相違点を概説いただく。

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<目次>
ICD-11 臨床記述と診断要件の概要 (日本精神神経学会)松本 ちひろ
神経発達症群および排泄症群 (岐阜県立希望が丘こども医療福祉センター)高岡 健
統合失調症または他の一次性精神症群 (東京都立松沢病院)針間 博彦
ICD-11 が気分症群の臨床に与えるインパクト (藍里病院あいざと精神医療研究所)大森 哲郎
ICD-11における不安または恐怖関連症群―ICD-10,DSM-5との相違点― (千葉大学)須藤 佑輔・他
強迫症または関連症群 (九州大学)中尾 智博
ストレス関連症群(ストレス特異関連症群) (兵庫教育大学)岩井 圭司
解離症群 (東京女子大学)柴山 雅俊
ICD-11改訂にみる食行動症または摂食症群 (東京大学)大澤 雄気・他
身体的苦痛症または身体的体験症群 (京都府立医科大学)富永 敏行
物質使用症(障害)群または嗜癖行動症(障害)群 (東京慈恵会医科大学)宮田 久嗣・他
衝動制御症群,秩序破壊的または非社会的行動障害群,作為症群 (谷野呉山病院)榎戸 芙佐子
ICD-11がパーソナリティ症診療に与えるインパクト (西ヶ原病院)林 直樹
パラフィリア症群,性の健康に関連する状態群 (ちあきクリニック)松永 千秋
神経認知障害群 (東京慈恵会医科大学)都留 京子・他
睡眠・覚醒障害 (滋賀医科大学)角谷 寛