Bone Joint Nerve通巻第7号第2巻第4号
足関節後方インピンジメント症候群に対する鏡視下手術
電子書籍のみ
- 安田 稔人(大阪医科大学)
- 発行日:2012年10月10日
- 〈抄録〉
足関節後方インピンジメント症候群には三角骨などの骨性インピンジメントと関節包や靱帯損傷後の軟部組織インピンジメントがある.病歴や身体所見から後方のインピンジメントを疑った場合,特にスポーツ選手の場合は足関節鏡による早期の診断と治療を考慮する必要がある.足関節後方インピンジメント症候群に対する鏡視下手術は合併症も少なく,良好な臨床成績が報告されており,今後は後方アプローチによる鏡視下手術により,早期のスポーツ復帰を目指す治療が勧められる.
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Arthroscopic treatment for posterior ankle impingement syndrome
安田 稔人
大阪医科大学整形外科