肝胆膵第76巻第2号

世界からC型肝炎を根絶するためのGlobalな取り組み-わが国から世界へ-

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  • 坂本 穣(山梨大学)
  • 発行日:2018年02月28日
  • 〈要旨〉
    わが国では,C型肝炎ウイルス発見以前より,「非A非B型」肝炎として,C型肝炎対策がなされ,輸血用血液のスクリーニングや肝炎の早期発見・治療促進のための体制整備や医療費助成,知識啓発,研究促進からなる「肝炎総合対策」が行われてきた.これにより新規感染者は激減し,治療により多くがウイルス排除に成功している.しかし,世界では175万人もの新規感染者が存在し,この数は治療によるウイルス排除者を上回っている.今後は,わが国の成功事例を参考に,世界各国でも応用・展開することで,WHOが掲げる2030年までのC型肝炎の根絶が可能と考えられる.

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詳細

Global approach to eradicate hepatitis C from the world
坂本 穣
山梨大学医学部附属病院肝疾患センター(第1内科)